セラードコーヒー

 

生産地域の特徴

セラードは南米ブラジルのミナス・ジェライス州に属する、広大な高原エリアです。1995年に、ミナス・ジェライス州政府の法令により、この州の55都市に広がるエリアが、“セラード地域”として認定されました。コーヒーの代表的な産地の地形としては、山脈が一般的ですが、セラード地域の広大な高原では日が均一に当たり、育成にブレが出ないことから、均質なコーヒー豆の安定した生産を確保できます。このセラード地域で生産されるコーヒー豆は、ブラジル全土における生産量の約15%を占めています。

海抜1,000mを超える大地、メリハリのある大陸性気候、大型機械化に適した平坦な高原大地、独特の土壌、豊かな地下水源・・・。すべてが、コーヒーの誕生に欠かせないアイテムとして、現在にいたっています。そして2005年、セラードで生育され収穫された高品質のアラビカコーヒーに対して、「アペラシオン・セラード」(セラードコーヒー)という呼称が、国際基準のもとで、ブラジル政府から正式に認証されたのです。
現在、ブラジル発「セラードコーヒー」は、高品質なコーヒーの代名詞として、ブラジルを超えて世界にその名を知られるようになりました。

Cup of progressive cerrado

カップオブプログレッシブセラード(コンテスト品評会)について

 

目的   セラードスペシャルティーコーヒーの探求

2005年、セラードで生育し収穫された高品質アラビカコーヒーを「セラードコーヒー」と呼称し命名することが、国際基準のもとでブラジル政府から正式に認められました。
 

主催   CACCER(セラード生産者協議会) FUNDACCER(セラード珈琲研究所) (株)セラード珈琲

CACCER(セラード生産者協議会)とは、ブラジル国ミナスジェライス州のセラード地域におけるコーヒー生産者の協会で、コーヒー生産の中心に位置を占める9団体から成り立っています。CACCERはセラードにおけるコーヒー生産者の組織化、地域マーケティングのコーディネイト、セラードコーヒー原産地品質保証書発行等を行います。
 

協力   SCAA(アメリカスペシャルティーコーヒー協会)

記事情報:(株)セラード珈琲


新入荷豆のご紹介

 

セラード・コーヒー・コンテスト2009
ウォッシュド部門 第1位



生産者:Wagner Ferrero(ワグナー・フェレーロ氏)
農園名:Fazenda Pantano(パンタノ農園)
品種:Bourbon Amarelo(イエローブルボン)
標高:1,150m
地域:Patos de Minas(パトス・デ・ミナス)

店長感想: 浅炒り〜静かであるが奥行きのある高い香り、浅炒りにしては弱い酸味。上品で柔らかな口当たりはカリブ海系(ジャマイカ、キューバ、プエルトリコ、ハイチなど特有の柔らかな感触)に近い味わいで実に美味しいコーヒーです。

      :強中炒り〜肉厚のころっとした炒り上がり、穏やかなココアの風味がありうまい。

「セラードコンテストNo1」 ¥1.490/200g 

 

生産情報

フェレーロ家のコーヒーの歴史は20世紀初頭に現農園主ワグナー氏の曽祖父がイタリアから移民しサンパウロで農園を始めた事からスタートしました。コーヒー生産には約100年の歴史を持つ伝統農家です。
セラードには1984年に移り現在の農園を開拓しました。 農園を移した理由は霜が降らないことと土壌が侵食されていない点でした。
「1984年に父が他界し永年のコーヒーの師を失いました。 しかしその事がきっかけになり新しい農業・土地へチャレンジしてみる気持ちになりました。 それまで父任せだったコーヒー生産にも自分のポリシーを持ち取り組むようになり自分に変化が起こったのは父の他界とセラードへの移住が全てでした。」  
彼のコーヒーへの熱意はコーヒー生産だけに留まらず、自らエスプレッソ用のポッドの生産工場を設立して栽培から抽出までを研究しています。栽培品種ごとにドリップ向きかエスプレッソ向きかのテストを繰り返して顧客のニーズにあった最適なコーヒーを提供できる環境を整えました。ワグナーは「コーヒー好きは先天的なものです。コーヒーの伝統農家に生まれ、一番好きな趣味であり仕事です。 いつか生産量だけの時代が終わり、品質に投資した者だけが生き残る時代が来ると信じています。」現在では欧米向けの輸出が激増し、セラード珈琲を通じて沢山の日本人も訪れており、毎回農園でシュラスコパーティーでもてなしてくれる親切な方でもあります。

フェレーロ家の農業へのポリシーに『生態系をできる限り保つ』がコーヒー植え付け当初からの一貫したポリシーです。
その為に専属の農業技師を雇い常に意見を求めています。
生態系を保つには出切る限り減農薬へ努めることが重要でありその取り組みの結果農園に蜘蛛の巣が多く、鳥の巣も見られます。その他に独特な農法として雑草のコントロールをしています。
本来害虫と同格に見られていた雑草に肥料を撒き成長させてから刈り込み土中に戻し堆肥とします。除草剤を一切使用せずにその結果害虫の天敵となる蜘蛛や鳥が多く住む理想的な環境を作り上げました。
ワグナーは農園に様々なコーヒー品種を実験的に植えており常に長期的な視点でコーヒー栽培を行っております。

所有農園データ
Pantano(パンタノ農園)
地域:Patos de Minas  標高:1,150m
18 37' 52'' S Lat 46 49' 29'' W Long
農園面積:318ha  収穫量:6,100袋/60kg

Caixetas(カイセッタス農園)
地域:Patos de Minas  標高:1,150m
18 37' 52'' S Lat 46 49' 29'' W Long
農園面積:148ha  収穫量:2,000袋/60kg

Estrela II(エストレーラ2農園)
地域:Coromandel  標高:1,180m
18 37' 52'' S Lat 46 49' 29'' W Long
農園面積:100ha  収穫量:???袋/60kg


セラード・ルシアーナ

商品説明 :深炒りにするとしっかり且つクリーンなボディと後味にはすっきりした酸味と甘みがある、エスプレッソやカフェ・オ・レに最適
生産国 :ブラジル
地域 :セラード地区
農園名 :ジョゼ・カルロス・グロッシ農園
農園主 : ジョゼ・カルロス・グロッシ
等級 : #18
栽培品種 : カツアイ種
乾燥方法 : 天日乾燥後、一旦サイロで休ませコーヒーの含有水分が均一になるようにする
精選方法 : セミウオッシュにて精製後は倉庫にて最低30日間熟成の為に保管する
その他 :ブラジルセラードにおけるコーヒー生産のパイオニアである農園主であり、イタリアのロースターが主催する品質コンテストに10年連続入賞している唯一の生産者です。

店長感想:甘みのあるコクはすばらしく味わいある豆でストレートで飲んでいただきたい豆です。贅沢にもオリジナルブレンドに活用していきます。
 

 

「セラード・ルシアーナ」 1.090/200g(受注焙煎)

2010/01/20


イバイリ種」〜試験栽培にて希少の為数量限定

 

セラード珈琲試験農場において、試験栽培品種が数種類日本に入荷してきました。その中から希少品種のイバイリ種(ブラジリアンモカ)を選び当店は入荷いたしました。

セラードコーヒーグループの生産者Wagner Ferrero (ワグナー・フェレーロ氏)が品種の研究を独自に行っている。農園では品種別でセラードという気候との相性(成長や収穫量)や味覚の研究が進んでいる。

イバイリとは、ブラジルのグアラニ・インディアンの言葉で、「甘い小さなチェリー」という意味。モカとティピカを交配させ、さらにブルボンを掛け合わせて作られた。生豆は小粒でスクリーン13−14程度。生産性は高くないので、商業ベースでの栽培には至っていない。ローストすると、特徴あるモカフレーバーが出る。

栽培品種 :イバイリ種(ブラジリアンモカ)

精製方法 :ウオシュド(水洗式)
栽培区分: 品種ごと 乾燥方法 Win’dry(風干し)

店長感想:収穫して新しく酸味はあるほうですが、きめの細かな感触はモカと言う感じです。深炒りにするとしっかりとした味わいになりお勧めです。

 

「セラード・イバイリ種」 ¥1390/200g(受注焙煎)


「セラード・ブルボンピーベリー・クラシコ 」



希少種として有名なブルボン種ですが、そのブルボン種のピーベリーのみを選別する事に成功しました。
ピーベリーは枝先に5〜7%のみが出来る希少品のため、今までは様々な品種が混ぜられてブラジルから輸出されていました。
日本マーケットで、ピーベリーはその小ささから栄養不足の豆と噂され長年冷遇されてきましたが、欧米では人気が高く、香りと甘味両方とも芳醇でフラットビーンズに比べ優れた香味を持ち高額取引されております。

ブルボンの同じロットからピーベリーを分けてカップしてみると通常のブルボンに比べ甘味、酸味、パワーで優秀な結果が出ている希少でクラシコ(最高級)生豆です。



生産者 -ジョゼ・マリア

農園名:Guarda
地域:Campos Altos
位置:19 41' 45" S Lat 46 10' 30"W Long
標高:950〜1,100m

平均気温 :22度

開花時期 :9月上旬〜11月上旬

収穫時期 :2008年 6月下旬
栽培品種 :ブルボン

精製方法 :ウオシュド(水洗式)
栽培区分: 品種ごと 乾燥方法 Win’dry(風干し)
麻袋荷姿 :30kg 収穫方法 機械収穫(振動式)

味覚特長:良質な酸味を持ち、カカオフレーバーやキャラメル香が楽しめます。


農園代表者へのインタビュー

Jose Maria (ジョゼ・マリア氏)
代表農園:Fazenda(ダ・グァルダ農園)

ジョゼマリア氏はブラジルでは数少なくブルボン種のコーヒー生産者である。
ジョゼマリアは若い頃、この品種の種を手に入れたことを誇りに思っている。
『ブルボン種が父が祖父から最初のブルボン種をもらった時から、家族代々の価値観が守られている。』と語る。
『母方の祖父は、1964年父のヴィクトリノ氏が母と結婚した時にコーヒーの種をあげるから、それを植えなさいと言いました。』
父はコーヒー栽培を始め成功しました。弟と私が父の仕事を手伝うようになった時、父はこの話をしてくれ『今度はお前達が働く番だ。』と言い父は祖父から貰った種と同じ種を私達にくれました。 私はその種を守り、この品種を絶やさないように、現在150ha.植えています。

ブルボン種は病気に弱い品種です。だから生産者達はこの品種の栽培を恐れます。しかし、ブルボン種は世界各地から注目を浴びています。
2000年度の第10回イリカフェコンテストの世界ベストコーヒーの表彰状を誇らしげに見せ、6年前からイリカフェのゴールド・サプライヤーである事を教えてくれました。

 

「セラード・ブルボンピーベリー・クラシコ 」 ¥1.090/200g


2008 Washed部門 第1位

 

生産者 フェルナンド・ルッカス・ウルバン 平均気温 23℃
地域・地区 ミナス州・コロマンデール市 スクリーンサイズ 16up
農園名 ソブロ農園 開花時期 10月
標高 1,000m 収穫時期 2008年7月
栽培品種 イカツ アマレーロ(入賞ロット) 精製方法 精製方法:Eco-Washed
栽培区分 - 乾燥方法 天日及び乾燥機
麻袋荷姿 30kg 収穫方法 機械収穫

 

¥1.390/200g


2007 Washed部門 第1位

 
生産者 ジャイミ・フランシスコ・アルメイダ氏 平均気温 20℃
地域・地区 ミナスジェライス州シャパドン地域 スクリーンサイズ 16Up
農園名 シャパドン・デ・フェーロ農園 開花時期 10月上旬
標高 1,181m 収穫時期 2007/8月上旬
栽培品種 ムンドノーボ 精製方法 Washed (水洗式)
栽培区分 品種ごと 乾燥方法 Win’dry(風干し)
麻袋荷姿 60kg 収穫方法 手摘み及び機械収穫

 

¥1.390/200g


2006 Washed部門 第1位 

 

生産者:カルロス ピッシン

農園名:エストラーラU

乾燥法:風干し

地域(市):ミナス・ジェライス州 パトス デ ミナス市 コロマンデール

標高:1.180m

品種:ブルボン(黄色)・ピーベリー

 

¥1.290/200g


2006 Natural部門 第1位 

 

生産者:アルヴァーロ ドミングス ガルシア

農園名:サン・セバスチャン農園

乾燥法:自然乾燥

地域(市):ミナス・ジェライス州 ウナイ市 グアラプアーバ地区

標高:950m

品種:ムンドノーボ

 

¥1.190/200g


http://cordobacoffee.com